「カントリー・エレベーター」は、農家が稲刈りした「籾(もみ)」を集めて、まとめて乾燥・選別し貯蔵できるサイロ施設です。籾殻を外した玄米で保存するより、長期の保存ができます。田舎にあって、運搬用の装置・エレベーターを持つ施設であることから「カントリー・エレベーター」と呼ばれます。
アメリカの小麦やトウモロコシの穀倉地帯などに設置されている貯蔵用サイロにならったもので、米版の貯蔵用サイロと言えます。農家にとっては乾燥・選別から袋詰めまでの手作業が減り、米作りの効率化が図れます。JA農協では「カントリー・エレベーター」に農家の米を集めることで、地域全体の米の品質がそろい、質の良いコメを消費者に提供できると言っています。
石巻地区でもJAのカントリー・エレベーターが増え、利用する農家の数も増えてきています。特に、今年は3.11震災以降も余震が続き、乾燥機の利用が危険になったために、利用者が増えました。
米の品質からいうとカントリーエレベーター米は、「農家ブレンド」による混米での出荷となります。要は、美味い農家の米とマズイ農家の米がブレンドされて出荷されます。せっかくの美味い「農家の米」の品質を下げて出荷することになります。
その意味で、「地域全体の米の品質がそろい」ます。消費者の方には是非、農家毎のお米を選んでいただきたいと思います。